お酒の香り

アルコールは体質的に苦手なのですが、スコッチウィスキー、バーボンなど香りや味わいが複雑で奥深いお酒は楽しんでいます。

シェリー酒Ⅱ

      2015/08/18

シェリー酒は原料のぶどうの種類や熟成方法で香りや味わいが全然違ってくるのでしょう。前回飲んだのはMoscatel(マスカット)種なので甘みと柑橘系の香りが強かったのですが、今回は同じメーカーの
サンティアゴ・クリーム
”SANTIAGO CREAM”
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前回超甘口だったので、適度な甘さでこのクリームを選んでみました。
この「やや甘」の部類はミディアムとクリームがあるそうです。
<ミディアム>
アモンティリャードという辛口をベースにペドロ・ヒメネスという超甘口を加えたもの
<クリーム>
オロロソをベースにして、ペドロ・ヒメネスという超甘口を加えたもの

シェリー酒は大きく分けて2タイプがあり、フロールという酵母膜下で空気に触れさせずに熟成させるタイプと、あえて空気に触れさせて酸化熟成させるタイプがあるそうです。オロロソはこの酸化熟成タイプでちょっと紹興酒のような風味があって色が濃いとのことです。オロロソは辛口なのでぶどうはおそらくパロミノ種をつかっているのでしょう。

PalominoListan_Blanco_grapes_growing_in_Tenerife“PalominoListan Blanco grapes growing in Tenerife” by Pamela Heywood”

また、ペドロ・ヒメネスというシェリー酒はペドロ・ヒメネス種のぶどう単一で生産されて、凝縮された甘さとコーヒーのような濃い色合と、甘みと酸味のバランスがとれていてアルコール飲料を飲んでいる感じがしないそうです。
Weißer_Elbling_Traube03b“Dr. Joachim Schmid, FG RZ, FA Geisenheim”

まあ、このオロロソベースにペドロ・ヒメネスで甘くしてあるのですから、結構甘いです。


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飲んだ感想は・・・
先ず、グラスに鼻を近づけると、いわゆるシェリー香がした後でだんだん濃厚なレーズン香になってきます。一口含むと「やや甘口」どころか結構甘く、レーズンとアルコールが混然一体となった旨味が広がります。ラムレーズンのような味わいというか・・・ずいぶん前に飲んだキプロスのワイン「コマンダリア」に似ていると思いました。オロロソがベースなので余韻というか後味に紹興酒に似た中華っぽい後味が残ります。

シェリー酒といっても、原料のぶどうの品種や熟成方法や原酒同士のブレンドで様々なバリエーションがあるのが面白くもう少し色々試してみたいと思いました。

ウィスキーはシェリー酒の樽を使って熟成するものが多く、ひと通りシェリー酒の香りや味わいも把握しておきたいというのが主旨なのでスコッチのトミントールシェリーカスクなどの香りと共通するものを初めて感じてちょっと納得しました。

 - シェリー

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